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外国人のための四国オフ会
SHIKOKU OFFLINE MEETING FOR FOREIGNERS
외국인을 위한 시코쿠 오프라인 모임

私の四国訪問記
著:JEONG  監修:金蔵


第1日

韓国から四国へ行く便は一週間に一便しかありません。仁川空港からアシアナ航空で行く便です。私は火曜日の午後3時に出発して午後4時30分に到着しました。同じ便で一緒に到着した日本人はみんな手続きが終わりましたが、韓国人は遅くなりました。“あぁ、ついに日本に来た”という思いが脳裏に浮かびました。指紋と顔写真をとると入国手続きが終わりました。

到着ロビーでお出迎えの金蔵さんと挨拶をしました。すでに夕食の時間でしたので、花の森ホテル( http://www.hananomori-h.com/ )のレストランで 夕食を食べました。レストランの外はすばらしい景色でした。周りが全部山で囲まれていました。栗の有名な主産地でもあります。そのホテルの従業員は周辺の住民らしいです。地方の就職問題はどこの国でも同じです。このホテルは町が出資して若い人たちを就業させるために作ったとお聞きしました。私はうらやましいと思いました。

夜、金蔵の館ではビールを飲んだあと、風呂に入りました。寝床で周辺の叢で鳴く虫声を聞きながら寝ました。

第2日

いよいよ本格的な四国旅行が始まりました。金蔵さんと朝ごはんを食べたあと、車に乗って香川に行きました。松山自動車道を走行しました。昔作った道路でしたから1車線で制限速度は80キロでした。

脇町( http://www.koutaro.name/machi/waki.htm )

ついに到着しました。そこは過去にタイムスリップしたような町でした。全部昔のままで残っていました。江戸時代の阿波では、藍づくりが代表的産業として急速に広がり、脇町は陸上交通と水運に恵まれて、藍の集散地として栄え、商人達はその繁栄ぶりを顕示するかのように豪勢な「卯建(うだつ)」をあげた町屋を建てました。

町の中にある吉田家住宅に入りました。その家は昔の大商人の家で伝統的な日本の生活様式を見ることができました。面白いところでした。町の入り口にはオデオン座といわれる歌舞伎の専用劇場があります。そこでは伝統的な劇場様式も見ることもできました。

栗林公園 ( http://www.pref.kagawa.jp/ritsurin/ )

1625年頃、讃岐領主生駒高俊(いこま たかとし)によって、南湖一帯が造営され、1642年に入封した松平頼重(まつだいら よりしげ)に引き継がれ以後松平氏5代約100年をかけて完成しました。明治新政府の管理下におかれたあと、1875年に県立公園になり一般に公開されました。1953年には特別名勝に指定されました。

園内には、茶亭や香川県の民芸品を展示している讃岐民芸館や特産品を展示即売する商工奨励館もあります。池の中には大きな鯉がたくさんいました。時間がなくて見るだけでしたが、ゆっくり休憩するといいところだろうと思いました。

瀬戸大橋記念館 ( http://www.setoohhashi.com/ )

世界最大級の道路鉄道併用橋である瀬戸大橋完成を記念して整備された瀬戸大橋記念公園内にあります。瀬戸大橋を完成するまでの過程や架橋工事や架橋技術を映像や模型などで紹介するところでした。公園なので家族といっしょうに来た人が大勢いました。

ゴールドタワー( http://www.goldtower.co.jp/ )と世界のガラス館( http://www.kaga-glass.com/ )

「プレイパークゴールドタワー」という15分間が100円で遊び放題ができるアミューズメントパークと別料金でタワーの頂上に上がるエレベータもありました。タワーの頂上は3階建てになっていました。一階ずつ降りながら見ました。瀬戸大橋が見えました。飲み物が無料で飲める階もありました。景色を見ながら飲み物を飲むのは快適でした。下りのエレベータは一番下の階にありました。エレベータで降りると地上階はおもちゃ売り場とか子供むけの乗り物がありました。

ゴールドタワーは夜になるとライトアップされるらしいです。また、このタワーは残念ながら一度倒産したそうです。 駐車所のそばには世界のガラス館があります。世界のいろいろなガラス製品を販売しています。いろいろな商品がありましたが、大半は女性向けの製品でした。この建物の正面の横にはガラスで作られた瀬戸大橋もありました。

善通寺 ( http://www.zentsuji.com/ )

日本の有名な弘法大師の生誕地に建てられた寺です。 五重塔、金堂、弘法大師の石像、おおきなわらじがある寺です。

善通寺グランドホテル ( http://www.sakaide-grandhotel.jp/zentsuji/index.html )

ここに泊まりましたが、ホテルに来る途中で見かけた小さな本屋に行きました。成人向けのビデオや本や漫画や玩具ばかりがありました。変な店だと思いましたが、やはり日本らしいと思いました。グランドホテルでは夜に浴場で撮影しました。シャワー室があるのに浴室があるのも面白いことでした。さすがに日本人は風呂に入るのが大好きな国だと思いました。コインランドリーもあるのでびっくりしました。ビジネスホテルだからだと思いましたが、韓国にはないのでショックでした。

第3日

朝食をグランドホテルで食べたあと琴平神社に行きました。出発する時は曇っていましたが、後にいい天気になってきました。しかし、それは長くは続きませんでした。

琴平神社 ( http://www.konpira.or.jp/ ) 

この神社は『ことひら』と『こんぴら』の二つの名前で呼ばれます。参道の石段は本宮までは785段、奥社まで登ると1368段もあります。たくさんの階段がある神社です。

それで本宮まで登るとそこで諦める人たちが半数以上でした。その神社は金の文字マーク(本当の漢字とは少し違う)と幸せを守る黄色が有名ところでした。この神社の奥社まで500回も登った人の名前も書かれた碑文もありました。一度探して見ると面白いと思います。

この神社は、昔、本州から船でたくさんの人が参拝しにきました。門前町は店が並んで、それを見るだけでも面白いですが、香川はうどんで有名なところですからうどん屋さんが多かったです。私たちはかき氷を食べました。汗をかいた後は、やはりかき氷が一番でした。門前町の側に金毘羅歌舞伎大芝居 ( http://www.town.kotohira.kagawa.jp/kabuki/ ) がありました。 現在でもお芝居が公演されています。次は入場料です。

◇上 場 席(A席)  13,000円

◇中 場 席(B席)  10,000円

◇並 場 席(C席)   7,000円

歌舞伎舞台だけでなく、役者さんの楽屋とか、舞台に登場する入り口とか、昔のワイヤーアクションの機械とか、面白い見学でした。

讃岐うどん店 

次はおいしい讃岐うどんの店に行きました。カーナビで探して行きました。こんな田舎に店があるのを不思議に思いました。でも、残念ながらお盆だったので閉まっていました。それで他の讃岐うどん店で食べました。讃岐といっても全部が全部がおいしい訳ではなく、塩気が強く感じました。

NEWレオマワルド ( http://www.newreomaworld.com/ )

現在、経営上の問題があるところでした。その中にあるアニマルパークに行きましたが、朽ちて色もなくしたままで修理もしていないので入れないところもありました。アトラクションの乗り物もいくつかありました。動物も飼っていましたが、寂しいところでした。。

銭型砂絵 ( http://www.city.kanonji.kagawa.jp/sight/kotohiki.html )

瀬戸内海国立公園にも含まれる名勝琴弾公園の中にありました。巨大な砂絵でした。大きいので琴弾公園山頂の展望台からみると完全に見えました。

1633年(寛永10年)に、丸亀藩藩主の生駒高俊侯が領内を巡視することになった折、土地の人々が歓迎の気持ちを現わすため、急遽白砂に鍬を入れ一夜にして作りあげて藩主に捧げたと伝えられているところです。

この公園を最後にして、私たちは金蔵さんの家に戻りました。

第4日

 この日は松山の市内の観光でした。

愚陀仏庵( ぐだぶつあん) ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9A%E9%99%80%E4%BB%8F%E5%BA%B5 )

正岡子規と夏目漱石が住んだ二階建て家です。夏目漱石が、英語教師として旧制松山中学校に赴任していた際にこの家を下宿として利用しました。 また、52日間に渡って俳人:正岡子規も居候した時期があり、俳句結社「松風会」に参加し句会を開いたところでした。

  萬翠荘( ばんすいそう) ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%AC%E7%BF%A0%E8%8D%98 )  

愛媛県松山市にあるフランス風の西洋館でした。 

松山城 ( http://www.matsuyamajo.jp/ )

松山市の中心部、勝山(城山)山頂に本丸を構える平山城です。日本三大平山城にも数えられています。現在、山頂の本壇にある天守(大天守)は、日本の12箇所に現存する天守の一つです。この中では、姫路城と同じく、大天守と小天守・南隅櫓・北隅櫓を渡り櫓(廊下)で結んだ連立式で、日本三大連立式平山城にも数えられています。

案内所で松山城ロープウェイとリフトと天守閣チケットを買って入場しました。ロープウェイは待ち時間がかかるからリフトに乗りました。私にはそのほうが面白かったです。

往復券でしたが、上るときにはロープウェイやリフトで昇り、下るときには歩いてもいいと思いました。天守閣の内部にはいろいろな展示物がありました。刀や甲冑や城主の書やいろいろな展示物がありました。最上階からは松山市の全てが見えます。そこにある眺望案内図と照らし合わせてみるとさらに面白かったです。 

大街道( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A1%97%E9%81%93%E5%95%86%E5%BA%97%E8%A1%97)

次に歩いて大街道という商店街に行きました。その中のパチンコ店にはいると、冬のソナタのパチンコ台がありました。この冬のソナタのパチンコ台はすでに2番目のバージョンのようでした。ヨン様の人気を実感しました。

坊ちゃん列車(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E9%8A%80%E5%A4%A9%E8%A1%97)

坊ちゃん列車の時間待ちをしながら、松山銀天街(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E9%8A%80%E5%A4%A9%E8%A1%97)も歩きました。坊ちゃん列車の発車時間はお盆期間は通常のダイヤと異なっています。また、列車も満席でしたから、出発駅の松山市駅までオレンジ色の市内電車に乗って行きました。それから、ついに坊ちゃん列車に乗りました。 坊ちゃん列車は松山市駅から道後温泉まで行くことができます。 列車の内部も吐き出す騒音も蒸気機関車と同じでした。料金は市内電車の二倍でした。

 私たちは途中下車して車に乗り換えました。金蔵さんの案内で韓国料理店のアリランに行きましたが、その店の開店時間は夜間のみでした。それで私は日本で韓国の味を知ることができませんでした。 

 道後温泉( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%BE%8C%E6%B8%A9%E6%B3%89 )

大勢の人々がいました。道後商店街を歩いているとき、金蔵さんが走りました。道後温泉駅前にあるからくり時計が動く時間が近づいていましたので、それを見るためでした。すでに人々も待っていました。その時計の上には作り物の鳥が置かれていました。その鳥が道後温泉を発見した白鷺でした。隠されていた部分が上昇しながら、夏目礎石の小説の登場人物が出てきました。坊ちゃんやマドンナさんが出ました。面白かったです。

 温泉はレベルによって入場料が違いました。大勢の人がいましたので、少し待ってから入場できました。女性がいる前で服を脱ぎました。浴衣を肩にかけて、人目を隠してパンツまで脱ぐのは面白い経験でした。入浴後、休憩所にいるとお茶とお菓子が出ました。それを食べながら夏の一時を楽しみました。夏目漱石が滞在した部屋も見ました。また、道後温泉には皇族専用の浴室もありました。

石手寺( http://ja.wikipedia.org/wiki/石手寺 )

四国八十八箇所の寺でした。面白いのは人生を表現する洞窟でした。人生は苦しいけれど真直ぐ歩いて行けば光が射す。それを経験した洞窟でした。

最後は松山空港でした。そこで私の四国旅行が終わりました。




この旅行記は達者な日本語で書かれているので、
できるだけ原文をいじらないで最小限度の訂正に努めた。
著者の日本語研究の一助になれば幸甚である。
(金蔵)




SHIKOKU OFFLINE MEETING FOR FOREIGNERS
August 11th to 14th 2009






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