東京オフ会
Photographed by Kinzoh and his friends in Osaka and Kyoto




日本橋三越本店
平成29年6月13日
NIHONBASHI MITSUKOSHI DEAPARTMENTSTORE
June 13. 2017





世界各国で最高級百貨店を見てきているが、
日本の最高級百貨店はどうかというとあまり定かではない。 
周りで聞いたところ、日本橋三越本店がそれにあたるというので
上京した際に取材してきた。
日本橋三越本店は、1673年、三井家の三井高利(みつい たかとし)が、
現在の日本銀行辺り(三越本店そば)に、
呉服店「越後屋」を開業したのが始まり、
すでに350年を経た老舗でもあり、建物は国の重要文化財になっている。





日本橋

 

 

 

 
日本橋三越本店

 

 

 

 

 
開店は10時。それまで待つことにした。
ソファーが準備されている。左の緑は本物の植物。

 
開店挨拶

 
受付で撮影許可はいただいたが、
現場の店内では撮影を禁止される店員もいらっしゃるので遠慮がちに撮影している。

 

 

 

 
無料休憩ベンチを見れば、店の客扱いが透けて見えてくる。
高級百貨店としてはまあまあではあるが、場所によっては貧弱なベンチもある。

 

 

 

 
最近のショッピングモールはともかく、
従来の百貨店では吹き抜けを見ることはほとんどないが、
日本橋三越本店は、60年前から吹き抜けが存在している。
吹き抜けには見事な天女像が展示されている。
60年前に、このレベルの百貨店はほとんどない。
当時の世界10大百貨店にランクインしていたと思われる。

 

 

 

 
階段や壁はイタリア産の大理石がふんだんに使われている。

 
大理石の壁に古生代の生物が化石となっている。

 

 

 

 

 

 
チュウキンレン(地湧金蓮)

 

 
フランス・パリで開催された世界最高峰の
インテリアとデザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」における
ジャパンブースへ出品された商品の展示即売。

 

 
紙製の鎧

 

 

 

 
大きいサイズ(クリック)

 

 

 

 

 
レストラン街

 
大きいサイズ(クリック)

 

 

 
三越劇場

 

 
大きいサイズ(クリック)

 
『熈代勝覧』(きだいしょうらん)
文化2年(1805年)の江戸日本橋を描いた絵巻。作者は不明。
縦43.7cm、横1232.2cmの長大な絵巻で、
日本橋通に連なる問屋街とそれを行き交う人物が克明に描かれる。
三越の前身である越後屋も描かれている。
1999年にドイツで発見され、
化政期の江戸の文化を知る上で貴重な史料として注目された。 
絵には総計1671人が描かれるが、このうち女性は200人と性比がかなり偏っている。
日本橋に近いほど人が多く、実際の混雑の分布が反映されているとみられる。
買い物客の外、振売、辻占、読売など路上の商人、六十六部や勧進僧などの僧侶、
寺子屋に通う親子など様々な人種が活き活きと描かれている。
人以外にも、野犬20匹、馬13頭、牛車4輌、猿飼の猿1匹、鷹匠の鷹2羽が描かれている。
1995年、ベルリン自由大学生物学教授であり中国美術収集家の
ハンス・ヨアヒム・キュステルと妻インゲが親戚宅の屋根裏で発見し、
自身が会員として所属するベルリン国立アジア美術館に他の収集品と共に寄託した。
これ以前の経緯は全く不明である。
次の写真は描画部分を1.4倍した複製である。
日本橋三越本店の地下外壁部に設置されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






   

©2017-2047 KINZOH NO YAKATA. ALL RIGHTS RESERVED.











inserted by FC2 system